黒トモさんのてきとうブログ。

Twitterでは書き切れない事をジャンル問わず書いていくスタイルです。

こんなグランツーリスモは許しておけぬ。

アマゾンでは酷評が絶えず、海外からは「R.I.P. GT」(安らかに眠れよGT)と言われる結果になったGT SPORT(以下GTS)は、確かに歴代の中では、5プロローグよりもひどい結果になりました。

 

GTSPS4初のソフトであり、FIAとのパートナーシップを築いた作品です。これはどのレースゲームにもなかった「お墨付き」の作品ということになります。しかしそのお墨付きのはずであるGTSは、想像以上にクソゲーであることが判明されました。

 

まずビジョングランツーリスモですが、これはどの層が喜ぶのでしょう。

 

ビジョングランツーリスモ、略してVGTは、自動車メーカーとグランツーリスモのコラボによって実現したコンセプトカーで、古くはナイキとコラボしたOne 2022、シトロエンのGT by シトロエンから続いているものです。この企画は正直誰も得していません。それもそのはず、架空の車なのですから。ありもしない車が、いくらコラボしたとはいえ、現実で走っていない。あくまでも「コンセプトカー」という括りの中でしかなく、そこから市販モデルが出たということは一回もなかったです。

 

酷いと思ったのは他にもたくさんあります。

 

架空のサーキットが大半を占めるということ。

いろんな架空のカテゴリーを設定していること。

(個人的に残念だった)86/BRZの後期仕様がないこと。

スーパーGTならびにDTM車両が1台もないこと。

富士やもてぎなどをカットする割に、ニュルや鈴鹿などはなぜか残したこと。

破損表現がトミカの塗装ハゲのようにとどまったこと。

オンライン専用でオフラインによるセーブが不可になったこと。

PS4用のパッドの割り当て調整ができなくなったこと。

ピットの際、またしてもジャッキ担当がいないこと。

タイヤ痕が付かなくなったこと。

150台中130台近くが架空車であること。

 

 

 …と、数え出したらキリがないほど、マイナスなポイントがいくつもあります。

 

援護する人はよく言うのです。

 

・頑張って作ったんだよ

・ナンバリングじゃないから

・きっとアプデで良くなる

・1台につき半年はかかるから妥協しよう

 

しかし考えてみてください。ナンバリングじゃなくても、意味のわからないもの、余計なものを増やして、肝心なところがごっそり取られているのです。つまりそれが「未完成」につながり、定価で7,452円もかかるのです。GT6ですらアプデは2015年の夏以降途絶えてしまい、6の発売前にメディア向けに言った「毎月のアップデートを予定しています」を平気で嘘をつくような会社なのです。いや正確には、山内一典をよいしょしなきゃこの先食っていけねえという現実がそこにはあるのです。とりあえずメディアが来れば洒落っ気を出して「こんなふうにして僕らはグランツーリスモを作っています」といいことを言っているつもりで語っているのです。だから世界から笑われるのです。失笑とはまさにこのことでしょう。ちなみに失笑は「シラーっとする」「スベる」という意味ではなく、堪えきれず笑ってしまうということです。この場合はそれに当てはまります。

 

「大変な思いで作ってる」というのは正直ほかの会社も同じです。ではなぜターン10は毎年フォルツァシリーズを出しているのでしょう。なぜコードマスターズは毎年、F1シリーズを出しているのでしょう。比較するな?ですか?いえいえ、よく理解すれば誰でもわかることです。

 

論点をずらしまくり、求めるものをことごとく排除。ゲーム性の楽しさまるで無視。しかしリアルを追求する割にはエンジンの音がしょぼく、破損表現も2世代以上前。これならポリフォニーデジタルがグランツーリスモシリーズを辞めて、コードマスターズあたりに任せた方が安泰でしょう。

 

グランツーリスモSPORTは発売中ですが、定価よりもリサイクルショップで大量に売られ在庫処分され激安になってから買うのが最も堅実な買い方でしょう。そう思います。